らぼーろ ひろしま(『協同労働』プラットフォーム)

広島市では、60歳以上の方を中心とする団体が、地域課題の解決のために「協同労働」という新たな働き方で取り組むことを推進するためのモデル事業を実施します。 「らぼーろ ひろしま」は、地域課題の解決につながる住民主体の取組みを応援します。 住んでいるまちの中で、「あったらいいなあ」「こうしたいなあ」と思い描くことはありませんか? 「高齢者が元気に活動するまち」、 「子育てしやすいまち」、 「子どもが安心して過ごせるまち」、 「障害の有無にかかわらず、いきいきと働けるまち」、 「様々な世代が交流し賑わいのあるまち」・・・・・。  「らぼーろ」は、そんな地域が抱える課題に取り組む皆さんを応援する拠点です。

2014年10月

7月に広島県民文化センターにおいて協同労働シンポジウムを開催して以来、安佐北区と安佐南区の地域包括支援センター圏域において全10回のまちしごと勉強会(地域別勉強会)を開催、そして9月から安佐北区と安佐南区内において、全8回のまちしごと勉強会2(課題別勉強会)を開催していましたが、いよいよ8回目となる最後の勉強会をらぼーろにおいて開催しました。

最後となった勉強会のテーマは「地域調査から協同労働による仕事おこし②」。今月3日に開催した同テーマによる勉強会のまとめとなる勉強会。今回はワーカーズコープ中四国事業本部 本部長の高成田健が協同労働で仕事おこしをする際において、最も重要なテーマとなる「事業内容が地域住民のニーズと一致しているか否かを確認する地域調査」のやり方について、事例を下に説明をさせて頂きました。

今回で協同労働に関する勉強会は全て終了となり、出席者の方々から暖かい拍手をもって終了することになり、みなさんに感謝の思いでいっぱいになりました。

これからは、いよいよ、広島市が行う「協同労働で仕事おこしをする団体の公募」に向けて、それぞれの皆さんへ個別支援をしていきますので、よろしくお願いいたします。

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まちしごと勉強会の7回目(全8回)は協同労働プラットフォーム「らぼーろ」において、「協同労働の資金と経営」というテーマで行いました。
今回はワーカーズコープ中四国経理センター長の池田忠弘さんを講師としてお招きして、経理面から見た経営のポイントについて実習を織り込んでお話して頂きました。

実習においては、通所介護事業、放課後デイサービス、就労継続支援B型などの具体的な事業を起こしたと想定して収支計算、資金繰りについて実際に体験して頂きました。
参加して頂いたみなさんは実際に収支計算をしてみて、事業を立ち上げてどれくらいから損益がプラスになるのか、資金繰りがショートしないためにはどのような注意が必要なのか、体感して頂きました。

次回はいよいよ、最後の勉強会になります。
10月29日(水)午後1時半から、らぼーろで「地域調査から協同労働による仕事おこし」のテーマで行います。仕事おこしにあたって、地域のニーズを把握する意味でも地域調査は大切な作業になりますので、多くの皆様の出席をお待ちしています。

なお、出席予約は、らぼーろ(☎879-2301)まで!
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早いもので、まちしごと勉強会(課題別勉強会)も終盤に差し掛かってきました。
勉強会も残すところ3回となった今回は6回目(全8回)、可部公民館において、「法人格の取得協同労働の組織づくり」というテーマで行いました。

今回の講師は日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会事務局長の田嶋康利さんをお招きして、ワーカーズコープの組織をベースに、協同労働を実践していくにあたって、どのような組織づくりをすればいいのかについて語っていただきました。

今までの勉強会とは違って、協同労働でしごと起こしをするにあたっての組織づくりという実践的なテーマだったせいか、具体的にしごと起こしを考えておられる方々はさらにギアが一段アップして様子でした。目の前の課題を一つひとつクリアーしていけば、きっと道は拓けると実感した勉強会でもありました。

課題が見つかることは、すでに課題が解決できたものと同じだと思います。
さあ、協同労働の実践に向かって一緒に進んでいきましょう!

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制度に関する法人比較

まちしごと勉強会の5回目(全8回)は安佐北区狩留家の狩留家集会所において、「地産地消・6次産業化によるまちづくり」というテーマで行いました。

今回の講師は埼玉県深谷市でとうふ工房を立ち上げ、総合福祉拠点にまで発展させた岡元かつ子さん(ワーカーズコープセンター事業団副理事長)をお招きして、地産地消のとうふ工房から総合福祉拠点設立までの苦労話をしていただきました。

参加者の皆さんは地産地消の話から、ヘルパー養成講座、小規模多機能、地域包括支援センター、障がい者就労支援や児童デイまで発展していくお話にくぎ付けになり、出発は違ってもゴールは同じというストーリーに納得されていました。

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まちしごと勉強会の4回目(全8回)は可部公民館において、「障がい児・者の居場所づくりと就労支援」というテーマで行いました。
今回の講師はワーカーズコープ ライフサポート「来ゃん」(鹿児島県出水市)所長の田中さんをお招きしての3時間の勉強会でした。毎回のことですが、障がい児・者の現場をいくつも立ち上げられた実践を踏まえてのお話は具体的でわかりやすく、参加されたみなさんに好評でした。

・「地域に溶け込む」
 地域の繋がり(ネットワーク)を作ることが大切。
 ⇒地域の色んな人を巻き込んで信頼してもらうことで協力者が増えていく。
・「ひとり一人と向き合う」
 放課後デイではただ預かるだけでなく、一人ひとりが将来自立することを想定して子ども一人ひと

 の計画をたてて療育することが大切。 
 ⇒包括的なサービスが大切(家事支援・家庭支援まで考慮する)
・「同じ思い」
 事業に対して同じ思いを持った仲間とはたらくことが大切。
 ⇒4~5年たった今、やっと、本当に「同じ思い」を持ったスタッフがそろった。

※次回15日(水)は狩留家集会所(安佐北区狩留家町:芸備線狩留家駅から徒歩5分)で「地産地消・6次産業化によるまちづくり」をテーマにした勉強会を開催します。
会場の都合もありますので参加ご希望の方は082-879-2301までお願いいたします。
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