名水バイオ研究所代表で、名水名人としてその道では有名な佐々木健様が、河津川プロジェクトを訪問され、コラム(健さんの水の旅日記)で『広島市のマチュピチュ』として紹介をして下さいました。

名水名人は、近くに観音が祀ってあることで名付けられた名水『観音水』の紹介のみならず、河津川プロジェクトの事業である菊・もち米・こんにゃく芋の栽培にもふれてくださっています。

 

名水『観音水』に対し、一口飲んで二つのことで驚いていらっしゃいます。

一つは、地区的に軟水だと予想をされていたのですが、この水は超軟水(硬度10/㍑前後、数字で解説されるところが専門的です)らしく、広島でもまれな清冽名水だそうです。


もう一つは、水場の地帯は赤土が広く分布し、鉄分のない清冽超軟水がなぜ湧き出ているのかが不思議だったとのこと。


この水場のある栃原の山は赤土系で水が少なく、昔から横穴井戸からしみ出した水を住民は細々と使ってこられたのですが、ある時、谷をへだてた対面のマサ土系の山に湧く豊かな軟水をパイプで導水したそうなのです。それがサイフォンの原理で谷下を通って水が湧いてきたそうです。

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